ドイツ研究 第58号(2024)

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58号(2024年3月)

タイトル著者ページ
<シンポジウム ● デジタル×ドイツ研究 ●>
企画趣旨森田直子3
ドイツにおけるデジタル・ヒューマニティーズの一側面
 ─研究基盤形成と大学教育の事例から
宮川創6
デジタル×文献研究中村靖子16
デジタル×「教科書研究大国」ドイツ
 ─ドイツにおけるデジタル教科書・教材の現在と課題
中園有希24
コメント:新たな秩序・新たな価値との可能な接続を目指して林志津江30
コメント:現代美術の調査・記録におけるデジタル化の可能性と課題香川檀34
<公募論文>
ドイツ商人領事についての序論的考察青柳正俊37
カール・フォン・シューベルトの対外政策構想
─国際連盟外交と中ソ紛争への対応をめぐって
井上健太郎49
「まんなかの国」ドイツ─トーマス・マンとアジア小野二葉57
ベウジェツ裁判の中の「普通の人びと」あるいは「普通のナチ」武井彩佳65
ベルリン・クロイツベルク─オルタナティブと多文化の間浜崎桂子77
<論文>
高等教育のユニバーサル化と大学制度改革─ドイツの事例を通して木戸裕/佐藤勝彦/寺倉憲一85
民主主義と演劇性の関係について─クリストフ・メンケ,ユリアーネ・レベンティッシュ,
オリヴァー・マーヒャルトの政治思想
平田栄一朗102
<書評>
『近代ドイツ史にみるセクシュアリティと政治─性道徳をめぐる葛藤と挑戦』
[水戸部由枝 著](昭和堂,2022 年)
矢野久111
『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧─第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/
グルヌィシロンスク』[衣笠太朗 著](人文書院,2023 年)
今井宏昌115
『日本の大学における第二外国語としてのドイツ語教育─コミュニカティブな初級教科書
で学ぶ学習者の動機づけと学習観を中心として』[藤原三枝子 著](三修社,2023 年)
境一三120
<執筆者紹介>124
<学会通信>
■2023年度日本ドイツ学会大会報告126
■奨励賞審査報告西山暁義127
■奨励賞受賞者あいさつ森宜人128
■日本ドイツ学会案内129
◇編集後記130

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