ドイツ研究 第49号(2015)

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49号(2015年3月)

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<シンポジウム ● 地域統合とネイション ●>
はじめに川喜田敦子3
ユーロ危機とドイツ田中素香6
反ヨーロッパ意識の政治的意味 ― ドイツを中心として森井裕一19
ヨーロッパ教育における地域統合とネイション近藤孝弘33
移民問題の変容 ― ドイツの移民国化およびEU拡大とトルコ系移民石川真作45
コメント西山暁義59
<論文>
ドイツにおけるエネルギー転換の現状と社会的理念丸山康司66
通告としての請願 ― 近世マインツ選帝侯領の魔女裁判事例から小林繁子78
“オペラの危機”を読み解くために ― ドイツ地域社会と「劇場圏」辻英史/城多努/江藤光紀/石田麻子91
東ドイツ1953年「6月17日」と知識人たち ― 「文化同盟」の改革運動を中心に伊豆田俊輔111
19世紀-20世紀転換期におけるJugendschriften-Warte紙の課題とその教育学的意義吉本篤子135
<トピックス>
 第一次世界大戦勃発100周年とドイツ西山暁義156
映画『イエロー・ケーキ』に寄せて渋谷哲也164
宗教教育から見たドイツの宗教多元主義深井智朗172
ドイツにおける刑法175条 ― 歴史と現状ジャクリーン・ポルスト179
ウクライナ危機に見るドイツ外交の立ち位置佐藤正俊186
<リポート>
ドイツ統一25年 ― 韓国の視点から森 千春194
<研究余滴>
20世紀のドイツと東アジア工藤 章199
<書評>
『ナチス・ドイツと中国国民政府 ― 一九三三-一九三七』 [田嶋信雄 著]芝 健介207
『亡命ユダヤ人の映画音楽 ― 20世紀ドイツ音楽からハリウッド、東ドイツへの軌跡』 [高岡智子 著]長門洋平212
『アウトバーンとナチズム ― 景観エコロジーの誕生』 [小野清美 著]小野寺拓也217
『可視性をめぐる闘争 ― 戦間期ドイツの美的文化批判とメディア』 [前田良三 著]山口裕之222
『クラーラ・ツェトキーン ― ジェンダー平等と反戦の生涯』 [伊藤セツ 著]姫岡とし子226
<執筆者紹介>231
<学会通信>
■2013年度ドイツ学会奨励賞授賞式(第9回)234
■受賞のあいさつ青木聡子/福岡万里子236
■日本ドイツ学会案内239
◇編集後記

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