ドイツ研究 第54号(2020)

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54号(2020年3月)

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<シンポジウム ● ヴァイマール100年――ドイツにおける民主主義の歴史的アクチュアリティ ●>
はじめに小野寺拓也/西山暁義3
100年後のヴァイマール共和国――歴史化と現在化のはざまでベンヤミン・ツィーマン(小野寺拓也/西山暁義訳)6
ヴァイマール共和国100年――そのアクチュアリティをめぐって板橋拓己18
ヴァイマールと向き合う――戦後日本のドイツ研究における「教訓の共和国」今井宏昌25
ヴァイマール文化イメージの変遷速水淑子35
<論文>
青年音楽運動と音響メディア牧野広樹42
トーマス・マンにおける国家・有機体アナロジー小野二葉53
<トピックス>
ドイツは移民の統合に失敗したか?――教育政策の視点から佐々木優香/伊藤亜希子/立花有希/近藤孝弘61
ドイツ・ハレ市における移民・難民の社会統合――フィールドワーク中間報告藤田恭子/佐藤雪野/大河原知樹65
オーストリア=ハンガリーと日本――国交樹立150周年を記念して桑名映子/伊藤真実子/村上亮/大井智範73
<書評>
『アフリカ眠り病とドイツ植民地主義――熱帯医学による感染症制圧の夢と現実』 [磯部裕幸 著] (みすず書房,2018年)梅原秀元78
『政治教育の模索――オーストリアの経験から』 [近藤孝弘 著] (名古屋大学出版会,2018年)伊藤実歩子82
『黙って踊れ,エレクトラ――ホフマンスタールの言語危機と日本』 [関根裕子 著] (春風社,2019年)小野間亮子86
『ドイツの核保有問題――敗戦からNPT加盟,脱原子力まで 』 [津崎直人 著] (昭和堂,2019年)阿部悠貴89
<執筆者紹介>93
<学会通信>
■2019年度日本ドイツ学会大会報告96
■奨励賞審査報告村上公子97
■奨励賞受賞者あいさつ石井香江98
■日本ドイツ学会案内99
◇編集後記100

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