2024年度日本ドイツ学会奨励賞候補作品募集のお知らせ
2005年6月の会員総会において、ドイツ語圏に関する「将来性に富む優れた研究業績を顕彰」し、「ドイツ語圏に関する学際的学術研究の発展に資することを目的」として、『日本ドイツ学会奨励賞』が設けられました。2024年度の奨励賞について、選考委員会では対象となる作品を検討していますが、会員のみなさまからもご推薦(自薦を含む)を募ります。ご推薦いただける会員の方には、以下の要領でお願いしたく、ご案内申し上げます。
※2024年度より、受賞資格者の年齢制限が変更となりました。
1. 推薦対象となる候補者と作品
この点につきましては、下記の日本ドイツ学会奨励賞規程にも掲載されておりますが、以下の 3 点にご留意のうえ、ご推薦いただくようお願いいたします。
- 日本で刊行された単著であること。
- 2023年12月1日から 2024年12月31日までに発行された作品であること。
- 著者は満 40 歳以下であること。ただし、それを越える場合でも、研究歴によっては一定の配慮をすることもある (そのような候補者については、選考委員会事務局までお問い合わせください)。
2. 推薦書の書式と送付方法
下記のフォーマット(ワードと PDF を用意しております)を各自ダウンロードしていただき、必要事項を記入したうえで、 郵送、 Eメール添付のいずれかの方法で選考委員会事務局までご送付ください。宛先(メールアドレス)は推薦書フォーマットの末尾にも記載されております。ただし可能な限り、迅速に対応できるEメールでご送付いただくようお願いいたします。なお、会員一人につき一作品までとなっておりますので、複数作品の推薦はご遠慮ください。自薦の場合は、作品を三冊、学会事務局までお送りください。選考後、希望者には返却いたします。
推薦書式のダウンロードはこちらから(Wordファイル/PDFファイル)
3. 締め切り
2025 年1月20日(必着・受信)までとします。
4. 推薦書の送付先、問合せ先
件名または封筒に奨励賞候補者推薦書添付と記載の上、お送りください。
<郵送・連絡先>
〒153-8902
東京都目黒区駒場3-8-1 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
18号館 川喜田敦子研究室内 日本ドイツ学会事務局
<Email>
jgd.deutschstudien [at mark] gmail.com
※ [at mark] は @ に変更してください。
日本ドイツ学会奨励賞規程
1. 目的と名称
ドイツ語圏地域を対象とし、著書として発表された学術研究のうち、将来性に富む優れた研究業績を顕彰し、「ドイツ語圏に関する学際的な学術研究」の発展に資することを目的として「日本ドイツ学会奨励賞」を設ける。
2. 受賞資格者および対象
- 受賞資格者は、原則として、当該年度において満40歳以下とする。ただし、年齢制限については研究歴を考慮する。
- 対象は、前年12月1日から当該年12月31日までに、(2-1)で定める受賞資格者が 日本で出版した単著とする。ただし、少人数の実質的共著者であってその全員が (2-1)で定める資格を満たしている場合には、対象に含めることができる。
3. 選考委員会
- 本賞を選考するために選考委員会をおく。
- 選考委員会は、理事長の指名する理事および幹事ならびに(3-3)の手続きによって選ばれた委員から 構成される。
- 理事会の議を経て理事長は、理事、幹事以外の学会員の若干名に委員を委嘱することができる。
- 理事長は、選考委員のうち1名に委員長を委嘱する。
4. 推薦方法
- 哲学・思想、歴史・文化、文学・芸術、法律・政治、社会・教育、経済、ジェンダー、その他の各分野につき、理事および幹事が候補作品を所定の書式を用いて選考委員会に推薦する。
- 日本ドイツ学会員は、本賞を受賞するに値すると考えられる著書について1点を、選考委員会に推薦することができる。自薦も含まれる。
5. 選考方法
- 選考委員会は、(4.)の定めるによる推薦を受けた著書について選考を行う。
- 選考委員会は、その選考の結果を総会において発表する。
6. 委員および委員長の任期
選考委員および委員長の任期は2年とする。
7. 賞の授与
賞状および副賞(賞金)が受賞者に授与される。
8. 附則
- 本規程は、2005年6月11日から施行する。
- 本規程の改正については、理事会の議によることとする。
2024年6月30日 (2-1)改正承認施行