<シンポジウム ● 地域統合とネイション ●> | | |
はじめに | 川喜田敦子 | 3 |
ユーロ危機とドイツ | 田中素香 | 6 |
反ヨーロッパ意識の政治的意味 ― ドイツを中心として | 森井裕一 | 19 |
ヨーロッパ教育における地域統合とネイション | 近藤孝弘 | 33 |
移民問題の変容 ― ドイツの移民国化およびEU拡大とトルコ系移民 | 石川真作 | 45 |
コメント | 西山暁義 | 59 |
<論文> | | |
ドイツにおけるエネルギー転換の現状と社会的理念 | 丸山康司 | 66 |
通告としての請願 ― 近世マインツ選帝侯領の魔女裁判事例から | 小林繁子 | 78 |
“オペラの危機”を読み解くために ― ドイツ地域社会と「劇場圏」 | 辻英史/城多努/江藤光紀/石田麻子 | 91 |
東ドイツ1953年「6月17日」と知識人たち ― 「文化同盟」の改革運動を中心に | 伊豆田俊輔 | 111 |
19世紀-20世紀転換期におけるJugendschriften-Warte紙の課題とその教育学的意義 | 吉本篤子 | 135 |
<トピックス> | | |
第一次世界大戦勃発100周年とドイツ | 西山暁義 | 156 |
映画『イエロー・ケーキ』に寄せて | 渋谷哲也 | 164 |
宗教教育から見たドイツの宗教多元主義 | 深井智朗 | 172 |
ドイツにおける刑法175条 ― 歴史と現状 | ジャクリーン・ポルスト | 179 |
ウクライナ危機に見るドイツ外交の立ち位置 | 佐藤正俊 | 186 |
<リポート> | | |
ドイツ統一25年 ― 韓国の視点から | 森 千春 | 194 |
<研究余滴> | | |
20世紀のドイツと東アジア | 工藤 章 | 199 |
<書評> | | |
『ナチス・ドイツと中国国民政府 ― 一九三三-一九三七』 [田嶋信雄 著] | 芝 健介 | 207 |
『亡命ユダヤ人の映画音楽 ― 20世紀ドイツ音楽からハリウッド、東ドイツへの軌跡』 [高岡智子 著] | 長門洋平 | 212 |
『アウトバーンとナチズム ― 景観エコロジーの誕生』 [小野清美 著] | 小野寺拓也 | 217 |
『可視性をめぐる闘争 ― 戦間期ドイツの美的文化批判とメディア』 [前田良三 著] | 山口裕之 | 222 |
『クラーラ・ツェトキーン ― ジェンダー平等と反戦の生涯』 [伊藤セツ 著] | 姫岡とし子 | 226 |
<執筆者紹介> | | 231 |
<学会通信> | | |
■2013年度ドイツ学会奨励賞授賞式(第9回) | | 234 |
■受賞のあいさつ | 青木聡子/福岡万里子 | 236 |
■日本ドイツ学会案内 | | 239 |
◇編集後記 | | |