<シンポジウム ● ヴァイマール100年――ドイツにおける民主主義の歴史的アクチュアリティ ●> | | |
はじめに | 小野寺拓也/西山暁義 | 3 |
100年後のヴァイマール共和国――歴史化と現在化のはざまで | ベンヤミン・ツィーマン(小野寺拓也/西山暁義訳) | 6 |
ヴァイマール共和国100年――そのアクチュアリティをめぐって | 板橋拓己 | 18 |
ヴァイマールと向き合う――戦後日本のドイツ研究における「教訓の共和国」 | 今井宏昌 | 25 |
ヴァイマール文化イメージの変遷 | 速水淑子 | 35 |
<論文> | | |
青年音楽運動と音響メディア | 牧野広樹 | 42 |
トーマス・マンにおける国家・有機体アナロジー | 小野二葉 | 53 |
<トピックス> | | |
ドイツは移民の統合に失敗したか?――教育政策の視点から | 佐々木優香/伊藤亜希子/立花有希/近藤孝弘 | 61 |
ドイツ・ハレ市における移民・難民の社会統合――フィールドワーク中間報告 | 藤田恭子/佐藤雪野/大河原知樹 | 65 |
オーストリア=ハンガリーと日本――国交樹立150周年を記念して | 桑名映子/伊藤真実子/村上亮/大井智範 | 73 |
<書評> | | |
『アフリカ眠り病とドイツ植民地主義――熱帯医学による感染症制圧の夢と現実』 [磯部裕幸 著] (みすず書房,2018年) | 梅原秀元 | 78 |
『政治教育の模索――オーストリアの経験から』 [近藤孝弘 著] (名古屋大学出版会,2018年) | 伊藤実歩子 | 82 |
『黙って踊れ,エレクトラ――ホフマンスタールの言語危機と日本』 [関根裕子 著] (春風社,2019年) | 小野間亮子 | 86 |
『ドイツの核保有問題――敗戦からNPT加盟,脱原子力まで 』 [津崎直人 著] (昭和堂,2019年) | 阿部悠貴 | 89 |
<執筆者紹介> | | 93 |
<学会通信> | | |
■2019年度日本ドイツ学会大会報告 | | 96 |
■奨励賞審査報告 | 村上公子 | 97 |
■奨励賞受賞者あいさつ | 石井香江 | 98 |
■日本ドイツ学会案内 | | 99 |
◇編集後記 | | 100 |