ドイツ研究 第44号(2010)

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44号(2010年3月)

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<シンポジウム ● <格差社会>ドイツ? ●>
はじめに平島健司3
現代ドイツの社会国家改革とSPDの危機近藤潤三4
働き方の変化と社会的格差田中洋子18
ドイツにおける格差・貧困と社会保障改革布川日佐史38
◇コメント 日本と比較して戸田典子49
<フォーラム>
空間の経験と<場>の記憶 ― レベッカ・ホルンの<独身者の機械>香川 檀56
<傷(トラウマ)>としての絵画? ― アンゼルム・キーファーとナチスの記憶石田圭子67
W.G.ゼーバルトの記憶の技法鈴木賢子77
◇コメント 歴史の暗号田中 純88
<論文>
新自由主義のオーストリア水野博子93
行政改革下のドイツ都市公共交通 ― 市場化をめぐる地方自治体の政策選択構造小林大祐116
<トピックス>
在独40年のジャーナリストが見たベルリンの壁崩壊20周年永井潤子132
右派政権を選んだドイツ ― 2009年総選挙で問われたもの三好範英145
ドイツ成年者世話法とわが国の成年後見制度新井 誠152
混迷深めるドイツ社会民主党 ― 左翼党との連携を巡る論争について西田 慎160
岐路に差し掛かる共同決定制度関 孝哉170
<研究余滴>
美談の「修正」と「解体」 ― 「杉原ヴィザ」をめぐって徳永 恂177
<書評>
『ナショナル・アイデンティティと領土 ― 戦後ドイツの東方国境をめぐる論争』 [佐藤成基 著]妹尾哲志190
『武装親衛隊とジェノサイド ― 暴力装置のメタモルフォーゼ』 [芝健介 著]小野寺拓也194
『ドイツの公共図書館思想史』 [河井弘志 著]渡邉斉志198
『社会国家を生きる』  [川越修・辻英史 編著]市野川容孝203
『バウハウスと戦後ドイツ芸術大学改革』  [鈴木幹雄・長谷川哲哉 編著]今井康雄207
『ドイツ近現代ジェンダー史入門』  [姫岡とし子・川越修 編]井上茂子212
『ユダヤ人財産はだれのものか ― ホロコーストからパレスチナ問題へ』  [武井彩佳 著]野村真理217
<執筆者紹介>221
<学会通信>
■日本ドイツ学会案内224
◇編集後記

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