<シンポジウム ● <格差社会>ドイツ? ●> | | |
はじめに | 平島健司 | 3 |
現代ドイツの社会国家改革とSPDの危機 | 近藤潤三 | 4 |
働き方の変化と社会的格差 | 田中洋子 | 18 |
ドイツにおける格差・貧困と社会保障改革 | 布川日佐史 | 38 |
◇コメント 日本と比較して | 戸田典子 | 49 |
<フォーラム> | | |
空間の経験と<場>の記憶 ― レベッカ・ホルンの<独身者の機械> | 香川 檀 | 56 |
<傷(トラウマ)>としての絵画? ― アンゼルム・キーファーとナチスの記憶 | 石田圭子 | 67 |
W.G.ゼーバルトの記憶の技法 | 鈴木賢子 | 77 |
◇コメント 歴史の暗号 | 田中 純 | 88 |
<論文> | | |
新自由主義のオーストリア | 水野博子 | 93 |
行政改革下のドイツ都市公共交通 ― 市場化をめぐる地方自治体の政策選択構造 | 小林大祐 | 116 |
<トピックス> | | |
在独40年のジャーナリストが見たベルリンの壁崩壊20周年 | 永井潤子 | 132 |
右派政権を選んだドイツ ― 2009年総選挙で問われたもの | 三好範英 | 145 |
ドイツ成年者世話法とわが国の成年後見制度 | 新井 誠 | 152 |
混迷深めるドイツ社会民主党 ― 左翼党との連携を巡る論争について | 西田 慎 | 160 |
岐路に差し掛かる共同決定制度 | 関 孝哉 | 170 |
<研究余滴> | | |
美談の「修正」と「解体」 ― 「杉原ヴィザ」をめぐって | 徳永 恂 | 177 |
<書評> | | |
『ナショナル・アイデンティティと領土 ― 戦後ドイツの東方国境をめぐる論争』 [佐藤成基 著] | 妹尾哲志 | 190 |
『武装親衛隊とジェノサイド ― 暴力装置のメタモルフォーゼ』 [芝健介 著] | 小野寺拓也 | 194 |
『ドイツの公共図書館思想史』 [河井弘志 著] | 渡邉斉志 | 198 |
『社会国家を生きる』 [川越修・辻英史 編著] | 市野川容孝 | 203 |
『バウハウスと戦後ドイツ芸術大学改革』 [鈴木幹雄・長谷川哲哉 編著] | 今井康雄 | 207 |
『ドイツ近現代ジェンダー史入門』 [姫岡とし子・川越修 編] | 井上茂子 | 212 |
『ユダヤ人財産はだれのものか ― ホロコーストからパレスチナ問題へ』 [武井彩佳 著] | 野村真理 | 217 |
<執筆者紹介> | | 221 |
<学会通信> | | |
■日本ドイツ学会案内 | | 224 |
◇編集後記 | | |