ドイツ研究 第43号(2009)

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43号(2009年3月)

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<シンポジウム ●  記憶と想起の空間 ●>
はじめに足立信彦3
ドイツ記念碑論争 1985-2008松本 彰4
記憶の公共空間に介入するアート ― 歴史意識としての <証跡保全>香川 檀19
閉鎖後のバウハウス ― ナチス・アメリカ・東西ドイツ長田謙一38
記憶と想起の概念に関する一試論 ― 「記憶論的転回」以後の思考のために岩崎 稔59
◇コメント 記憶と芸術をめぐって足立信彦75
<フォーラム>
愛と欲望のナチズム ― 「健全な性生活」の罠田野大輔78
カール・フローレンツの日本研究とその系譜 ― 異文化賞賛に潜む支配の構図辻 朋季93
投壜通信からメディア公共圏へ ― アドルノとクルーゲ竹峰義和111
<論文>
ドイツの成人学習論をめぐる一考察 ― 学習における個人と社会との関係性  三輪建二124
子の権利としての面接交流をする権利とその限界 ― 親に対する面接交流強制の是非をめぐって 高橋大輔137
<書評論文>
翻訳亦楽しからず乎  ― 石田雄『日本の社会科学』 独訳について三島憲一149
『日独関係史1890-1945』 [工藤章/田嶋信雄編]全3巻平野達志163
<トピックス>
「ドイツ精神」をめぐる論争 ― 作曲家ハンス・プフィッツナーとその受容辻 英史178
世界最初の心理学研究室開設から130年を迎えるにあたって高砂美樹187
<研究余滴>
租税国家に見る国家の正当性大島道義195
<書評>
『消費生活と女性 ― ドイツ社会史 (1920~1970年) の一側面』 [斉藤晢 著]白川耕一206
『社会主義インターナショナルの群像 1914-1923』 [西川正雄 著]小島 亮210
『社会保障改革概要 ― 日本とドイツの挑戦』 [土田武史/田中耕太郎/府川哲夫 編著]布川日佐史219
『ドイツ資本主義 ― 戦間期の研究』  [戸原四郎 著]/
『福祉国家システム』 [加藤榮一 著]
加藤國彦226
<執筆者紹介>234
<学会通信>
■2007年度ドイツ学会奨励賞(第3回)
 受賞作品/選考経過236
 受賞あいさつ今野 元237
■日本ドイツ学会案内239
◇編集後記

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