<シンポジウム ● ジェンダーで読むドイツ ●> | | |
はじめに | 姫岡とし子 | 3 |
啓蒙期におけるジェンダーの構築 ― カストラートの衰退から考える | 弓削尚子 | 5 |
ドイツ市民社会における音楽文化のジェンダー化 | 玉川裕子 | 15 |
近代教育とジェンダー ― 幼児教育における教育者養成システムの歴史から | 小玉亮子 | 27 |
1970年代のドイツ連邦共和国における家族変動と男性 | 川越 修 | 36 |
コメント:ジェンダー研究の射程と課題 | 大貫敦子 | 42 |
コメント:家族政策からみた女性の教育・就労とジェンダー | 本澤巳代子 | 44 |
<フォーラム> | | |
19世紀ドイツの教養と音楽 | 宮本直美 | 47 |
ドイツ・ヴィルヘルム時代の女給問題 ― カミラ・イェリネックの女給運動を例に | 水戸部由枝 | 64 |
ジェンダー政策の成果と課題 ― EUとの関連から | 柚木理子 | 89 |
<論文> | | |
ドイツ連邦制改革 | 服部高宏 | 107 |
ICC創設をめぐるドイツの外交・司法政策 | 福永美和子 | 119 |
Der G8-Gipfel von Heiligendamm: Anspruch und Wirklichkeit dies- und jenseits des Sicherheitszaunes | クリスティアン W. シュパング | 138 |
<トピックス> | | |
揺れる連立政権の外交政策 | 三好範英 | 156 |
テロリズムの記憶と映像芸術 | 高橋慎也 | 166 |
創立125周年を迎えたベルリン・フィル | 永井潤子 | 175 |
<研究余滴> | | |
ドイツ民法典第1条の含蓄 | 広渡清吾 | 183 |
<書評> | | |
『男たちの帝国 ― ヴィルヘルム2世からナチスへ』 [星乃治彦 著] | 中野智世 | 191 |
『ドイツ住宅改革運動 ― 19世紀の都市化と市民社会』 [北村昌史 著] | 北村陽子 | 196 |
『ナチズム・抵抗運動・戦後教育 ― 「過去の克服」の原風景』 [對島達雄 著] | 深川美奈 | 200 |
『家族のための総合政策 ― 日独国際比較の視点から』 [本澤巳代子 他 編] | 魚住明代 | 205 |
<学会通信> | | |
■日本ドイツ学会奨励賞 | | |
選考経過ならびに選考理由 | | 210 |
受賞あいさつ | 宮本直美 | 211 |
受賞あいさつ | 山口庸子 | 212 |
■総会議事録 | | 214 |
■雑報 | | 215 |
◇編集後記 | | |