<シンポジウム ● <環境大国>ドイツ? ●> | | |
はじめに | 藤原辰史 ・ 姫岡とし子 | 3 |
ナチズムと景観エコロジー | 小野清美 | 5 |
ドイツにおける環境政策のイノベーション ― その源流から環境ガバナンスまで | 坪郷 實 | 25 |
エコロジー的近代化論と「緑の産業革命」 | 長尾伸一 | 39 |
環境政策を環境倫理から捉える視座 ― ドイツの環境政策と環境思想の狭間 | 鬼頭秀一 | 54 |
◇コメント 誰のためのエコロジーか | 藤原辰史 | 69 |
<論文> | | |
ドイツ民主共和国における個人的余暇の前提 | 河合信晴 | 74 |
W.G.ゼーバルトにおける語りの場 | 鈴木賢子 | 94 |
<トピックス> | | |
ボローニャ・プロセスとドイツの大学改革 | 木戸 裕 | 113 |
ドイツにおける教養? | ヨーゼフ・フュルンケース/訳:安川晴基 | 126 |
ドイツ参審制度の現状と問題点 ― 比較法の見地から | ハンス・ペーター・マルチュケ/訳:高山佳奈子 | 137 |
ドイツ連邦参議院と「ねじれ現象」 ― 政党の参議院対策を中心に | 河﨑 健 | 147 |
ユーロ危機とドイツ ― 統一20年の新たな課題 | 菅野幹雄 | 158 |
慈善による寄付か,承認としての再分配か? ― 「労働と承認」のサイドストーリー | 宮本真也 | 166 |
教皇ベネディクトゥス一六世の闘争 ― キリスト教的ヨーロッパのための「二正面作戦」 | 今野 元 | 177 |
<研究余滴> | | |
ナチズム研究への長い道 | 木村靖二 | 193 |
<書評> | | |
『労働移民の社会史 ― 戦後ドイツの経験』 [矢野久 著] | 近藤潤三 | 205 |
『ドイツにおける「赤と緑」の実験』 [小野一 著] | 荒井祐介 | 210 |
『もう一つの経済システム ― 東ドイツ計画経済下の企業と労働者』 [石井聡 著] | 足立芳宏 | 214 |
『現代ドイツ福祉国家の政治経済学』 [近藤正基 著] | 森井裕一 | 218 |
『ドイツ市民悲劇とジェンダー ― 啓蒙時代の「自己形成」』 [菅理恵 著] | 大貫敦子 | 223 |
『ヴァーグナーの「ドイツ」 ― 超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ』 [吉田寛 著] | 江藤光紀 | 227 |
<執筆者紹介> | | 234 |
<学会通信> | | |
■2010年度ドイツ学会奨励賞(第5回)[授賞取り消しとなりました] | | 237 |
■受賞のあいさつ | 深井智朗 | 239 |
■日本ドイツ学会案内 | | 241 |
◇編集後記 | | |