<シンポジウム ● ドイツ・脱原発の選択 ●> | | |
はじめに | 村山 聡・藤原辰史 | 3 |
ドイツにおける放射性廃棄物問題 ― 原子力をめぐるリスク認識 | 佐藤温子 | 6 |
ドイツ環境政策にみる複雑さ | 喜多川 進 | 23 |
ドイツのエネルギー政策転換と気候変動 | ミランダ・A. シュラーズ | 40 |
原子力をめぐる社会運動・政党・労働組合の相互作用 ― 日独比較の観点から | 本田 宏 | 55 |
ドイツにおける原子力施設反対運動の担い手たち ― 人々はなぜ運動に身を投じてきたのか? | 青木聡子 | 72 |
日本におけるエネルギー自給自足建築の事例 | オスカー・バルテンシュタイン | 91 |
<論文> | | |
二大政党と社会国家のゆくえ | 平島健司 | 99 |
ドイツにおける移民に対する差別と統合への課題 | 岡本奈穂子 | 114 |
ナチス・ドイツの友好国と「人権」 ― 日本人との結婚禁止と「混血児」 | 中村綾乃 | 134 |
ドイツ民法典における子どもの自立性への親の配慮の明文化過程 ― 「成年年齢の新規定に関する法律」(1974年)を手掛りに | 荒川麻里 | 152 |
<トピックス> | | |
「白バラ」研究の動向 | 村上公子 | 167 |
ドイツにおける学力向上方策 | 長島啓記 | 175 |
ドイツにおける日本マンガの受容について ― マンガ・ブームとその終焉 | 細川裕史 | 185 |
「暴力の監督」? ― 映画作家ミヒャエル・ハネケ | 井口祐介 | 192 |
メルケル政権における連邦大統領の辞任問題について | 爲政雅代 | 203 |
<研究余滴> | | |
韓国でのドイツ研究の様子 ― 私的見聞記 | 三島憲一 | 212 |
<書評> | | |
『翻訳の思想史 ― 近現代ドイツの翻訳論研究』 [三ツ木道夫 著] | 相澤啓一 | 228 |
『ドイツ統治下の青島 ― 経済的自由主義と植民地社会秩序』 [浅田進史 著] | 磯部裕幸 | 233 |
『パリ日記』(Das Pariser Tagebuch) [エルンスト・ユンガー 著 (山本尤訳)] | 田野大輔 | 238 |
『「人道に対する罪」の誕生 ニュルンベルク裁判の成立をめぐって』 [清水正義 著] | 福永美和子 | 243 |
『知られざるドイツの冒険作家 カール・マイ』 [戸叶勝也 著] | 保坂一夫 | 248 |
『反核から脱原発へ ― ドイツとヨーロッパ諸国の選択』 [若尾祐司・本田宏 編著] | 森田直子 | 253 |
<執筆者紹介> | | 258 |
<学会通信> | | |
■2011年度ドイツ学会奨励賞(第7回) | | 261 |
■受賞のあいさつ | 小原 淳 | 263 |
■日本ドイツ学会案内 | | 264 |
◇編集後記 | | |