<シンポジウム ● 戦後70年,いま何を語るか ●> | | |
戦後70年,いま何を語るか――シンポジウムの問題提起 | 相澤啓一 | 3 |
日独における「特別の道」(Sonderweg)からの離陸――1994年7月と2014年7月 | 水島朝穂 | 7 |
ふたつの「たたかう民主制」 | 石川健治 | 20 |
アファーマティブ・アクションの政治――ユダヤ人に対する入国管理を中心に | 武井彩佳 | 31 |
ドイツ現代史再考 ―― 「煙独」 の風潮に抗して | 石田勇治 | 47 |
コメント : 戦後70年と擬制の 「戦後レジーム」 について | 福家崇洋 | 57 |
コメント : 歴史家が語るべき言葉 | 小野寺拓也 | 64 |
<論文> | | |
ドイツの州における行政改革と市民参加――ラインラント・プファルツ州における 「実験」 をめぐって | 山口和人 | 69 |
多角的核戦力(MLF)に関する西ドイツ外交 | 津崎直人 | 85 |
<トピックス> | | |
ドイツ城郭研究の過去と現在 | 梅村尚幸 | 101 |
メルケル政権下でのドイツ福祉国家の変容 | 近藤正基 | 109 |
Imaging Catastrophe ――「フクシマ」 を捉えた写真の可視性, 不可視性 | 結城 円 | 119 |
ドイツにおけるエネルギー転換の新段階――再生可能エネルギー法2014年改正の背景と評価 | 山下英俊 | 129 |
<リポート> | | |
「ドイツのための選択肢」の分裂とその背景 | 佐藤公紀 | 146 |
<書評> | | |
『〈音楽の国ドイツ〉の系譜学』 (全3巻) [吉田 寛 著] | 玉川裕子 | 158 |
『政治がつむぎだす日常 ― 東ドイツの余暇と 「ふつうの人びと」 』 [河合信晴 著] | 伊豆田俊輔 | 163 |
『環境政策史論』 [喜多川 進 著] | 森田直子 | 169 |
<特別寄稿> | | |
『ドイツ研究』編集に携わって | 高木浩子 | 174 |
<執筆者紹介> | | 177 |
<学会通信> | | |
■2014年度ドイツ学会奨励賞(第10回) | | 179 |
■受賞のあいさつ | 北村 厚 | 181 |
■日本ドイツ学会案内 | | 183 |
◇編集後記 | | |