ドイツ研究 第52号(2018)

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52号(2018年3月)

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<シンポジウム ● 恐れるドイツ――Er ist wieder da ●>
はじめに浜崎桂子3
「恐れ」の言説との戦い方――挑発的な「引用」の功罪 ファルク・リヒター『FEAR』をめぐって浜崎桂子8
戦後ドイツ映画演劇における挑発の系譜――ファスビンダー、シュリンゲンズィーフから〈フェイク・ヒトラー〉へ渋谷哲也26
ヒトラーが『最期の12日間』から『帰ってきた』わけ高橋秀寿42
コメント : 政治, 社会的文脈での映画 「Er ist wieder da」三好範英58
コメント : 「タブー破り」とリベラリズムの危機大竹弘二66
<論文>
「ハルモニア」としての共同体――パウル・ヒンデミットのオペラ 《世界の調和》 (1957)中村 仁77
ドイツの公共文化政策に見る国家と文化の接近――首相府文化国務大臣の設置と基本法改正をめぐる議論を中心として秋野有紀93
<トピックス>
「音楽の共同体」――ヒンデミット1920年代の模索藤村晶子112
ドイツのシュタットヴェルケと再公有化, 日本の自治体新電力の黎明山下紀明120
「宗教改革500周年」の年の宗教改革史をめぐる一考察――「宗教改革100周年」の年の印刷物を眺めながら高津秀之135
「DAAD連邦議会選挙視察研修2017」に参加して川村陶子144
<研究余滴>
ナチス研究からヴェルサイユ体制下航空機産業の研究へ永岑三千輝152
<書評>
『カトリシズムと戦後西ドイツの社会政策――1950年代におけるキリスト教民主同盟の住宅政策』 [芦部彰 著]板橋拓己159
『〈和解〉のリアルポリティクス ドイツ人とユダヤ人 』 [武井彩佳 著]川喜田敦子164
『ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界――クニッゲ, レッシング, ヘルダー』 [笠原賢介 著]濱田 真169
『ドイツの「移民文学」――他者を演じる文学テクスト』 [浜崎桂子 著]羽根礼華173
『ドイツの政治 』 [平島健司 著]森井裕一178
<執筆者紹介>182
<学会通信>
■2016年度日本ドイツ学会奨励賞(第12回)185
■受賞の挨拶板橋拓己187
■日本ドイツ学会案内189
◇編集後記

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